「学校の黒板の字が見えにくい」「テレビを近くで見ている」…
お子様にこのような様子は見られませんか?
近年、デジタルデバイスの普及や生活環境の変化により、
近視のお子様が世界的に急増しており、社会問題となっています。
近視は単に視力が下がるだけでなく、
進行すると将来的な目の病気のリスクを高めることが分かっています。
もりの眼科診療所では、お子様の大切な目を守るため、
進行を抑えるための「近視抑制治療」に力を入れています。
特に、国内で新たに承認された点眼薬「リジュセアミニ」や、
特殊なコンタクトレンズ「EDOF(イードフ)」を用いた治療を行っています。
近視抑制治療とは、お子様の近視の進行スピードを緩やかにすることを目的とした治療です。
一般的に、子どもの近視は眼球の奥行き(眼軸長)が伸びすぎることで、網膜より手前でピントが合ってしまう「軸性近視」がほとんどです。
一度伸びてしまった眼軸長を元に戻すことは、現在の医学では困難です。
そのため、眼軸長の伸びが著しい成長期(学童期)に、いかに進行を食い止めるかが、将来の眼疾患発症を抑える鍵となります。
近視が強く進行した「強度近視」になると、将来的に緑内障、網膜剥離、黄斑変性症といった眼疾患のリスクが高まることが報告されています。
単なる視力矯正だけでなく、将来の目のリスクを減らすために、早期からの対策が重要です。
近視の進行には、遺伝的な要因と環境的な要因(近くを見る作業の増加、屋外活動の減少など)が関与しています。
また、通常の眼鏡やコンタクトレンズで矯正した場合、中心のピントは合っていても、網膜の周辺部ではピントが後ろにずれる
「遠視性デフォーカス(軸外収差)」が生じることがあります。
この「ずれ」が眼軸を伸ばす刺激となり、近視を進行させてしまうと考えられています。
当院の近視抑制治療は、このメカニズムに着目したアプローチを行います。
リジュセアミニ点眼液0.025%は、国内で初めて「小児の近視進行抑制」の
効能・効果で承認された点眼薬です。
従来、海外からの並行輸入品(マイオピンなど)が使われてきましたが、
リジュセアミニは日本の参天製薬によって開発され、
厳格な治験を経て承認された医薬品であり、
防腐剤を含まない使い切りタイプで衛生的なのが特徴です。
アトロピンという成分には、眼軸長が伸びるのを抑える作用があると考えられています。
毎日就寝前に1回1滴点眼するだけのシンプルな治療法で、臨床試験では近視の進行(屈折値の変化)を約39%、
眼軸の伸びを約32%抑制する効果が確認されています。
| 初回 | 診察・検査費用(3,500円) |
|---|---|
| 点眼薬費用(3,800円/30本) | |
| 2回目(初回から1ヶ月後) | 診察・検査費用(2,500円) |
| 点眼薬費用(11,400円/90本) | |
| 3回目(初回から4ヶ月後) | 診察・検査費用(2,500円) |
| 点眼薬費用(11,400円/90本) | |
| 3回目以降は3ヶ月毎の定期的な通院が必要です。 | 診察・検査費用(2,500円) |
| 点眼薬費用(11,400円/90本) |
※価格はすべて税込価格になります。
EDOF(Extended Depth of Focus:焦点深度拡張型)ソフトコンタクトレンズは、
特殊な光学デザインによりピントが合う範囲を広げたコンタクトレンズです。
もともとは大人の老視(老眼)や白内障手術後の眼内レンズに使われる技術ですが、
小児が装用することで近視の進行を抑制する効果があることが分かり、
近年注目されている治療法です。
通常の単焦点コンタクトレンズでは生じてしまう「周辺部のピントのずれ(遠視性デフォーカス)」を、EDOFレンズの特殊な構造によって解消します。
網膜周辺部でもピントが合うように、あるいは近視性のボケを作ることで、眼軸が伸びようとする刺激を抑制します。
ある報告では、単焦点レンズと比較して近視進行を抑制する効果が認められています。
| 取り扱いレンズ | 1day pure E-dof(Medium) |
|---|
近視抑制治療は、身長が伸びる時期(眼軸が伸びる時期)に行うことが最も効果的です。
特に近視が発症し進行しやすい小学生から中学生くらいの時期が推奨されます。
お子様のライフスタイルや目の状態に合わせて、最適な治療法をご提案します。
詳細な費用や治療の流れについては、診察時に詳しくご説明させていただきます。
「近視は遺伝だから仕方ない」「眼鏡をかければいい」と諦めてしまう前に、進行を抑えるための選択肢となります。
近視の進行を少しでも抑えることは、将来のお子様の「見る力」を守り、眼疾患のリスクを減らすことにつながります。
西淀川区にお住まいで、お子様の視力低下や見え方に不安を感じたら、放置せずに早めにもりの眼科診療所までご相談ください。