「学校の黒板の字が見えにくいと言っている」
「テレビやタブレットをとても近くで見ている」
「学校健診で視力低下を指摘された」
お子様にこのようなご様子はありませんか?
近年、スマートフォンやタブレットなどデジタルデバイスの普及、
外遊びの減少といった生活環境の変化により、近視のお子様が世界的に急増しています。
「近視は単にメガネをかければよい」と考えられがちですが、
進行すると将来的な目の病気のリスクを高めることが分かっています。
もりの眼科診療所では、お子様の大切な目を守るため、
進行を抑えるための「近視抑制治療」に力を入れています。
当院では、お子様の年齢やライフスタイル、目の状態に合わせて4つの治療メニューをご用意しております。
近視の発症や進行には、「遺伝的要因」と「環境要因(長時間のスマホや読書、屋外活動の減少など)」の両方が関わっています。
以下のような様子が見られたら、近視が進行しているサインかもしれません。
これらに気づいた時は、できるだけ早く眼科を受診することが大切です。
子どもの近視のほとんどは、眼球の奥行き(眼軸長)が伸びすぎることで、網膜より手前でピントが合ってしまう「軸性近視」です。
現在の医学では、一度伸びてしまった眼球の奥行きを元に戻すことは困難です。
近視が強く進行した「強度近視」になると、将来的に緑内障、網膜剥離、黄斑変性症といった高度視力障害・視野障害にもつながりかねない
眼疾患のリスクが高まります。眼球の伸びが著しい成長期(学童期)に、いかに進行を食い止めるかが、将来のリスクを減らす鍵となります。
国内で初めて「小児の近視進行抑制」の効能・効果で承認された点眼薬です。
これまで、リジュセアミニ点眼液等による近視進行抑制治療は健康保険の適応外(完全な自由診療)であり、
ご家族の経済的負担が大きいことが課題でした。
しかし、2026年6月より、リジュセアミニ点眼液が厚生労働省の定める「選定療養」の対象となりました。
「選定療養」とは、保険診療と保険外診療(自費)を一定の条件で組み合わせて受けられる制度です。
これにより、当院での費用負担は以下のようになります。
大阪市の「こども医療費助成」の対象となるお子様は、助成の範囲内での窓口負担(例:1回最大500円など)で診察・検査を受けていただけます。
・点眼薬費用(お薬代):【全額自己負担】となります。お薬代として、1箱(約1ヶ月分・30本入り)あたり3,800円(税込)をご負担いただきます。
※通院・検査のペースについて選定療養の制度上、近視進行抑制治療にかかわる「保険適用の検査」は【年2回まで(半年に1回)】という制限が設けられました。
当院ではこの制度を踏まえつつ、お子様の目の状態やご家庭のご都合に合わせて、無理のない最適な通院ペースをご相談の上で決定いたします。
夜寝ている間に特殊な形状の高酸素透過性ハードコンタクトレンズを装用し、
角膜の形を優しく平坦に変化させる治療法です。
| 初回診療費 | 5,000円(税込) |
|---|---|
| 2回目以降 | 3,000円(税込) |
特殊な光学デザインによりピントが合う範囲を広げた(焦点深度拡張型)コンタクトレンズです。もともとは大人の老眼などに使われる技術ですが、小児が装用することで近視進行を抑制する効果があることが分かり、近年注目されています。
一見すると通常のメガネと同じですが、
レンズに近視の進行を抑えるための特殊な光学設計が組み込まれたメガネです。
「治療を受けたいけれど、どのように進むのか不安」という方へ、基本的なステップをご案内します。
眼軸長測定と視力検査あるいは精密眼底などを行い、目の状態を詳細に確認します。
最適な治療法をご提案し、治療法を選択・決定していただきます。
治療開始後不具合がないか、見え方に問題がないかを確認します。
初期の診察で問題がなければ、以降は3〜6ヶ月ごとの定期的な受診ペースをご相談の上で決定します。
継続的な通院が効果判定のために非常に重要です。
近視の進行を抑えるには、日々の生活習慣の見直しも欠かせません。
A.一度進行してしまった近視(伸びてしまった眼軸長)を元に戻すことはできません。
この治療は、近視を「完全に治す」ものではなく、将来の重篤な眼疾患を防ぐために、
進行スピードを「緩やかにする(抑制する)」ためのものです。
A.一般的には、体の成長が止まる時期と合わせて近視の進行も落ち着きやすくなるため、
10代後半(高校卒業程度)まで継続することで、将来の強度近視リスクを最大限に抑えることができます。
A.「眼鏡をかけると近視が進む」というのはよくある勘違いです。
眼鏡の有無に関わらず、成長とともに近視は進行します。
黒板の文字などが見えづらい状態を放置すると学習にも影響が出ますので、
必要な場合は眼鏡を併用して、しっかり見える状態にしてあげることが大切です。
A.治療法により異なりますが、点眼や近視管理用眼鏡は一般的に5歳以上の軽度〜中等度の近視のお子様から開始できます。
一方、コンタクトレンズ(EDOFやオルソケラトロジー)は、
ご自身または保護者の方で着脱の管理ができるご年齢(小学校高学年頃〜)からの適応となります。
近視は発症年齢が低いほど進行しやすいため、条件に合う治療をできるだけ早期に開始するのが理想的です。
A.治療を急に中断すると、それまで抑えられていた近視の進行スピードが再び速くなる「リバウンド現象」が起こる可能性があります。
自己判断で中止せず、まずは医師にご相談ください。
A.治療中であっても、画面を近くで長時間見続けることは近視を進行させる要因となります。
「目から画面を離す」「定期的に遠くを見て目を休める」「外遊びをする」といった生活習慣の改善を並行して行うことで、
治療効果をより高めることができます。
A.「テレビや本の距離が近い」「何かを見る時に目を細めている」といった様子があれば、近視が進行している可能性があります。
また、学校の視力検査でA判定(1.0以上)以外の結果をもらった場合は、お子様が見えにくさを感じているサインですので、
早めに当院へご相談ください。
「近視は遺伝だから仕方ない」「見えなくなったらメガネをかければいい」と諦めてしまう前に、
お子様の一生の「見る力」を守るための選択肢があります。
大阪市西淀川区、塚本駅近隣にお住まいで、お子様の視力低下や見え方に少しでも不安を感じたら、
放置せずお早めにもりの眼科診療所までご相談ください。当院はお子様の目の健康を総合的にサポートいたします。